「大衆文芸」1926(大正15)年9月号に掲載された小品。「T医科大学の四年級の夏休みに、わたしは卒業試験のため友人の町田(まちだ)と二人で伊豆山(いずさん)のS旅館に出かけ」た。その湯船で女性と墨絵を描きあって戯れるが、それを見た紳士が忠告として話し出した話とは、体に描かれたメデューサの絵に取り殺される女性の話だった。 ――小酒井の作品の中では探偵小説ではなく、怪奇小説とも呼ぶべき作品。(大野晋)(引用:青空文庫)
1. メデューサの首 -1
2. メデューサの首 -2
3. メデューサの首 -3
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