楠山正雄の短編小説。
【書き出し】 大《たい》そうけちんぼな和尚《おしょう》さんがありました。何《なに》かよそからもらっても、いつでも自分《じぶん》一人《ひとり》でばかり食《た》べて、小僧《こぞう》には一つもくれませんでした。小僧《こぞう》はそれをくやしがって、いつかすきを見《み》つけて、和尚《おしょう》さんから、おいしいものを召《め》し上《あ》げてやろうと考《かんが》えていました。
1. 一
2. 二
(良い)
(普通)
(悪い)