『或阿呆の一生』(あるあほうのいっしょう)は、芥川龍之介作の短編小説。雑誌『改造』1927年10月号に掲載された。
1927年の芥川自殺後に見つかった文章で、自分の人生を書き残したと思われている。友達への遺書の中に、この事が詳しく記されてある。ぼんやりとした不安が、鬱を思わせるような優しく冷たい文章で筆致されている。冒頭部分には久米正雄宛ての文章がある。フラグメント(断章)形式といえよう。
(引用: wikipedia)
1. 久米正雄君へ
2. 時代
3. 母
4. 家
5. 東京
6. 我
7. 病
8. 画
9. 火花
10. 死体
11. 先生
12. 夜明け
13. 軍港
14. 先生の死
15. 結婚
16. 彼等
17. 枕
18. 蝶
19. 月
20. 人工の翼
21. 械《かせ》
22. 狂人の娘
23. 或画家
24. 彼女
25. 出産
26. ストリントベリイ
27. 古代
28. スパルタ式訓練
29. 殺人
30. 形
31. 雨
32. 大地震
33. 喧嘩
34. 英雄
35. 色彩
36. 道化人形
37. 倦怠
38. 越し人
39. 復讐
40. 鏡
41. 問答
42. 病
43. 神々の笑ひ声
44. 夜
45. 死
46. Divan
47. 墟
48. 火あそび
49. 死
50. 剥製の白鳥
51. 俘《とりこ》
52. 敗北
(良い)
(普通)
(悪い)